立候補者は、選挙公報の原稿を提出し、行政は、それを元に選挙公報を印刷頒布する。今回は、それをふりかえってみたい。
私の、それは、下である。
これで多くの読者が共感してくれると思い込んでいた。ところが、この選挙で、ン十年前の教え子と電話で話す機会を得た。小学3、4年生の2年間担任したが、その子の学力は、他より群を抜いて秀でていた。また、印象に残っているのは、今はもう開催されなくなっていきているが、教師が転退職するとき学校は離任式を開いてくれた。ン十年前、私が転任事が決まり、その離任式の時、私たち離任者の挨拶が終わった後の児童からの送別の言葉を児童代表として、それを話してくれた。凜としてた。内容も良かった。さすがである。
しかしながら、ン十年後、その子に、今回の立候補の動機を話した。それは、選挙公報に記してあるある官房機密費や旧文通費の使途不明確なことを明確にしようということであった。
すると、「官房機密費?」、「旧文通費?」である。
この子だけではない。選挙を通じて、様々な方と話す機会を得た。この子同様の反応は多くあった。
今回の選挙の目標は、投票数の2%であった。しかし、その目標に届かなかった。要因は、このズレにあったと思う。
以上。
